11月某日、第2回スポーティーの会を開催しました。
今回も前回に引き続き、参加対象は至ってシンプルに「パリ流FS診断(サロン不問)にて、メイン・サブ・アクセントのいずれかにスポーティーが入る方」とし、主催の私を含めて総勢11名の会となりました。
前回開催以降、ありがたいことに「2回目もあったらぜひ参加したい」という声をちらほらいただいたこと、第1回開催時に参加者から「スポ持ちの冬服って難しくない?どうしてる?」という話も出たため、冬服見せて〜!という気持ちで開催を決めました。
とはいえ、開催を決めたタイミングではまだまだ最高気温が夏日に到達していたので、正直なところ冬服ではなく、なんとか秋服くらいかなと思っていました。…思っていたんですよ、開催1週間前までは。
それが当日、都内の気温が大急落。最高気温がなんと12℃。天気は曇天で体感気温は10℃を切りそうなほどと、私も含め参加者の大半が予定していた服装から変更を余儀なくされる展開に。
予想外の展開で皆さんの冬服を見られることになりましたが、集合前のSNSでは「寒すぎて服装変更したら、スポ要素薄くなった〜(泣)」という悲鳴もちらほら見かけられ、奇しくもスポ持ちの冬服苦手問題の片鱗が見られる滑り出しとなりました。
❖会場
池袋にあるHEARTH(ハース)スモークグリル&ガレットに伺いました。
今回は11人と人数が多く、そもそものお店の選択肢が少なかったのですが、前回同様にできるだけ自然光が入って、メイクや服装がよく見えることを条件に場所探しをし、こちらにお願いしました。
予約の段階でコースのほうがスムーズに料理を出せるとのアドバイスをいただき3300円のコースにしたのですが、ボリューム満点でデザートまでしっかりついてこのお値段なので、かなりコスパがよかった気がします。
コースのメインであるガレットももちろんおいしかったのですが、前菜が魚と肉の両方出てきて、サラダにもローストビーフが乗っていて、さらにスペアリブまで出てくるのはすごかった。お肉がしっかり食べたい人には特におすすめです。
そしてお食事がおいしかったことに加えて、15:30までソファ席でゆっくりのびのび過ごさせてもらったうえ、お写真も撮っていただいたりと、大変ありがたかったです。
❖参加者
参加者のパリ流スペックは以下の通り。お名前を挙げるのは控え、今回は便宜上アルファベットでの記載とします。スペックはメイン、サブ、アクセントの順で、・(中黒)で繋いであるところは1つの項目に複数スペックが入るパターンです。(第1回もご参加の方には、同じアルファベットを振っています。)
Bさん:スポーティー、エレガント、クリエイティブ
Cさん:クリエイティブ、スポーティー・シック
Dさん:クラシック、スポーティー、シック
Eさん:クリエイティブ、スポーティー、ドラマティック
Gさん:クラシック・スポーティー、エレガント
Hさん:スポーティー、ナチュラル・エレガント、クリエイティブ
Iさん:ドラマティック、スポーティー、シック
Jさん:スポーティー、クラシック、ロマンティック
Kさん:シック、セクシー・スポーティー、クリエイティブ
小糸:クラシック、スポーティー
なんと今回スポーティーをメインに持つ方が4名も!これはかなりの驚きでした。
もともとスポーティーの会の開催のきっかけが、「スポーティー持ちってあまり見かけない気がするな〜」で、もっと言うとメインにスポーティー持ちはレアな気がしていたので、まさか4名も集まるとは思っていませんでした。
そして4名のメインスポーティー持ちさん(Bさん、Gさん、Hさん、Jさん)は最初のお席が偶然にも横1列でお隣同士だったのですが、皆さんエレガントやクラシックも持っているからか、民放の女子アナ感がすごい。日テレとかTBSっぽいというコメントが出たのですが、これがなんとも絶妙な例えですごくよく分かる。
そして主催の私を含めたほか7名はサブにスポーティーを持っており、アクセントに持つ方は0名という分布でした。前回に引き続きアクセントにスポーティーを持つ方が0名なのは気になるところ。いらしたらぜひお会いしてみたい。
年齢層は20代〜30代、年齢幅はほぼ一回りほどでしたが、やはり全体的に年齢より若く見えました。そして前回に引き続き、今回もある30代の参加者の方が年齢を言ったら、半ば悲鳴のようなどよめきが起きました。しかも前回と今回は違う方です。
確かにスポ持ち、実年齢よりも3歳〜5歳くらい若く見える方が多いのですが、10歳くらい余裕で若く見えるとさすがにどよめきも起きる。もはや才能の域。その方の正面に座っていた20代の方が「タメくらいかと思ってた…」と思わずコメントするのも納得でした。
❖当日のトピックス
11名ということで、途中で席移動を挟みましたが、5名、6名でテーブルを分けることになりました。私が前半ご一緒させていただいたのは、Cさん、Dさん、Jさん、Kさんでした。
見た目と悩みのエトセトラ
アクセントにロマンティックをお持ちのJさんが、「年相応に見られない。冠婚葬祭、特に葬儀の喪服や仕事でちゃんとスーツを着ないといけない時に悩む。喪服は骨格の関係で膝丈のスカートに違和感が出るのかもだけど」と言うのを聞いて、第1回に参加していたCさん、Dさん、私がそろって「Fさん…!!」となったが面白かったです。前回ご参加のFさんも、同じくロマンティック持ちで同じようなお悩みを持っていました。
「仕事でどうしてもスーツを着ると、学生のバイトからすらタメ口で話しかけられるんですよ。私のほうがずっと年上だからね!って思うんですけど」とのJさんのコメントに、前回のパワーワード「一生新卒」が鮮やかに脳裏をよぎったのは私だけではないはず。
逆にKさんからは「職場で同じ年次のメンバーの中で私だけ心配されないし、なぜか私だけ仕事が多い。大丈夫だよね?みたいな扱いされるけど、全然大丈夫じゃないんだけど!ってなってる」とのコメントが。
同じパリ流スポーティー持ちでも、見た目にまつわる悩みってこんなに違うんですね。
道って聞かれます?という話
Cさん、Dさん、Kさん、私がほとんど聞かれないかもとコメントしたのに対し、Jさんが「初めて行った場所でも聞かれるんですよ。一緒にGoogleマップ見て考えてます」と言うので一同びっくり。いい人すぎませんか!?
この話の延長線上にある、話しかけられるかかけられないか問題にも話が及びましたが、道を聞かれない人はそれ以外の場面でも話しかけられることは少なそう。そして、しょうがないので自分から話しかけに行くようになる模様。私が「人から話しかけられるのは学生時代のテスト前だけですよ!なんか知らない人までノート借りにくる」と言ったら、ちょっと気の毒がられました。
この辺りでスポーティーについてだけでなく、各々のイメコンの扱い方や、最近よく話題に上がるようになった骨格12分類の話、おすすめの診断士さんや、それからなにかと話題になる本家PDについてなど、イメコン全般について幅広い話に。実際にご本人に会ってお顔や雰囲気、服装を見て、そのうえでその方がどう診断されたのかをご本人の言葉で聞くことができるというのがオフ会の一番の醍醐味かもしれません。
そしてデザートが来るタイミングで席替えをし、後半はAさん、Gさん、Hさん、Jさん、Kさんとご一緒させていただきました。
スポーティーが入った決め手は?
すぐに動き出せそうな軽さ、口を開けた笑顔の2点をあげてくださる方が多い!軽さについてはサブやアクセントによって違いが出る気がしますが、笑顔は本当によく出るキーワードだと感じます。
スポ持ちの方が集まると、似合うシチュエーションや時間から「昼スポ・夜スポ」といった概念が出るのですが、笑顔については昼夜どちらの方もあげてくださるポイントな気がします。逆にスポーティー以外の要素でここまで笑顔が重要視されることはないのでは?と思っており、もしかしてこれはスポーティー特有の現象だったりするのかなあと考えています。
ロールモデルってどうしてます?
クラシック×スポーティーの例で真っ先に名前がでるのが上戸彩。分かる。鉄板ですよね。
また、トラディショナル×スポーティーの例でAさんがクリスティーヌ・ラガルド氏を出していたのですが、お写真を見て一同納得しました。はっきりとして色合いなのにかっちりしたジャケットで、なのに階段を1段飛ばしで上がる様はまさにトラスポ。これ、彼女を探し出してきたアナリストさんすごいなと思いました。
一方で3次元のロールモデルが見つからずに苦労している方も。Kさんはぴったり同じ要素を持つ芸能人の方が見つからず、要素が近しい人として出たのがONE PIECEのロビンなんだとか。黒木メイサとか菜々緒とかあのへんも近そうと思っていたのですが、やはりプロの目から見ると違うんだそうな。ロールモデル探しって難しいですね。
そんなこんなでスポーティーという共通要素を持ちつつも、11名いたら11通りのスポーティーがあるんだな〜!ということを改めて思いつつ、第2回スポーティーの会は幕を閉じました。
最後に全員で撮った、本日も足元コーデ写真がこちら。
❖二次会
そしてなんと今回は二次会も開催されました!もともと予定していたわけではなかったので、その場で電話で確保できたカラオケに移動し、私含め7名の方にご参加いただきました。トピックスはざっくり以下のような感じ。
アウター交換会
これは寒い時期だからこそできることだな〜と。パリ流はもちろん、アウターの似合う似合わないは、骨格の影響もかなり大きそうです。
コスメ(特にアイシャドウ)の話
いつも服の話で盛り上がってしまい、コスメの話までたどり着けないのでとても新鮮でした。私含め顔タイプフレッシュ、ソフエレの方が4名いたのですが、みんな軒並み4色アイシャドウを持て余していることが判明。4色のうちどの色を使っているかはPCにもよりそうですが、だいたい2色、使っても3色でメイクが完結していることが分かりました。
ハイブラバッグの話
小物類に話が及ぶのも実は珍しいです。一生もののハイブラバッグを買うならどんなものがいい?という質問に対し、「ハイブラバッグってクリエイティブ的には心惹かれるものは意外と少ないかも」とクリエイティブ持ちの方2名からコメントが。お二人いわく、いわゆる典型的なハイブラバッグは歴史があるブランドのアイコン的なバッグになる(イメージがある)ので、ベーシック、オーソドックスな感じになりがちなのか、クリエイティブ的に心惹かれづらいかも、とのこと。ブランドのアイコン的なハイブラバッグが似合うのはベーシッククラス(クラシック、トラディショナル)や洗練・ハイクラス(シック、エレガント)なのでは?とのことでした。分析とコメントが的確すぎて、もはや赤べこのように頷くしかない。
結局のところ服飾費ってどうなる?
ハイブラバッグの話からトータルの服飾費の話へと話題がスライド。クリエイティブ持ちのお二人は、ベーシックで何にでも合わせやすいハイブラバッグ等、一点集中の資本投下ではなく、気持ち高めな価格帯(数万程度)で少し捻りが効いたデザインのアイテムを複数持ちするほうが向いている、とのこと。好きかつ似合うセレクトショップとかで買うと必然的にそうなるよね〜と言っていたのが新鮮でした。
逆に私を含むクラシック持ち2名は、日常服はファーストリテイリングに頼っていることが判明。UNIQLO、GU、PLSTの使い勝手の良さよ…。シンプルでベーシックなところがクラシックとしてはありがたいんですよね。「デートもUNIQLOで行けますよね」ともうお一人のクラシック持ちの方と言っていたら、驚愕している面々がいたのが面白かったです。クラシック持ち、もちろんきちんと感のある高級ラインの服も似合いますが、シンプルでベーシックな服を着ても安っぽくならないのかもしれません。あとは逆に、凝ったデザインや装飾性の高いセレクトショップ系が似合いづらいというのもあるかも。
そんなこんなで、二次会では1.5時間喋り倒して解散となりました。楽しかった〜!
❖個人的な感想
前回に引き続き、今回もとっても楽しかったです!共通するスポーティーに由来するのか、皆さん笑顔が素敵で話しやすい雰囲気をお持ちなのですが、そこにそれぞれ違った要素が入ることで、雰囲気も装いもぐぐっと幅が広がっているのが興味深かったです。
そして皆さん、スポーティーの会と銘打っている場に来てくださるだけあって、スポーティーのことが本当に好きなんですよね。スポーティーが好きという気持ちを軸に据えることで、初対面かつ幅広い年齢層でも、こんなに楽しくコミュニケーションが取れる。これって本当にレアな体験だと思っています。また、好きと似合うを兼ね備えたそれぞれのスポーティーが見られてとってもハッピーでした。
次回の開催は現時点では未定ですが、もしやるとしたら参加人数にもよるものの、次回はレンタルスペースを検討してもいいかなあと思っています。
ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました!スポーティー最高〜!
それでは! à la prochaine!