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骨格12分類診断を受けたよって話

骨格12分類を受けてきました〜!

 

今回お願いしたのは骨格・カラー診断サロンCOLOR&STYLE1116さんです。

どこで受けるか迷ったのですが、SNSのフォロワーさんたちが軒並みCOLOR&STYLE1116さんで受けていて良さそうだったことと、ナイトタイムグループ診断が面白そうだったので、こちらでお願いすることにしました。

 

これまで受けてきたPDやパリ流の記事と同じく、今回も全編にわたって「あくまで私の場合は」という但し書きがつきますが、とても楽しく学びも多かったので記録として残しておこうと思います。

 

 

 

❖骨格12分類受診の動機

面白そうだから。やっぱりこれが一番の理由です。

もともとファッションに関する悩みはほとんどなかったうえ、特に骨格(≒体型)や骨格に起因する着こなし(着太りするしない問題等)はほとんど気にしたことがなく、最低限のラインを守ればOKなのでは?というくらい、自分の中では骨格は優先順位が低い認識でした。

また、これまで受けてきた診断(PC16分割、顔タイプ、骨格3分類、PD、パリ流)で、若干あった悩みもほぼ解決済みか解決への道筋がついており、あとは自分の各スペックを総合的に考えた時に不思議だな〜と思う点がほんの少しあるかなという程度になっていました。

 

この不思議だな〜と思う点は以下のとおり。正直気にしなくても普段のコーディネート等を選ぶのには全く問題ないレベルです。お悩みではなく、個人的に気になる謎と言った方が適切な気すらします。この謎が解決できたらラッキーという感じで受診を決めました。

 

  • ウェーブ向けとされるトップス(パワーショルダー、パフスリーブ、首元が詰まっていて大きめのリボンを結ぶもの、フリル等)が前から似合わない
  • トップスの素材だと、シフォンとチュールが難しくなってきた気がする
  • 丸首でもいいけど、一番似合うのはVネックなのではという気がしている。とはいえ、あまりざっくり空いていると胸元が心配
  • フレアスカートも似合うけどあまり広がらないほうがいい。もっと言うとタイトスカートのほうが似合う気がする
  • 一方でハイウエストのボトムが似合う
  • ワンピースは苦手だけど、Iラインが一番似合う…?

 

❖診断前

グループ診断なので、まずは一緒に受けてくださる人探しから。SNSでお声がけしたところ、スポーティーの会に参加してくださったFさん、それからFさんや私と同じくスポーティー持ちのIさんが参加してくださることに。

また、以前カラスタさんで診断を受けたことがあり、スポーティーの会にご参加くださったAさんから見学したいとのご連絡をいただき、当日は総勢4名でカラスタさんへお伺いすることになりました。(見学希望の方は事前にお問い合わせください。お名前や診断結果のお伝えが必要です。)

申し込み完了後、カラスタさんが関わっているアプリでの自己診断の案内(任意)があったほか、名前、身長、普段着ている服のサイズ、アプリによる自己診断の結果をメールでお伝えしました。

 

私はアプリでの自己診断でザ・ウェーブと出たのですが、もう少しストレート寄りだったりするかも?と思ったのでリッチウェーブになるかなと予測していました。とはいえ、正直に言ってしまうと、今回のカラスタさんのアプリだけでなく、こういった2択や4択の自己診断はどの選択肢も違うような気がしてしまうというか、そこまで極端ではない気がしており、確信を持って選ぶことが難しかったです。

 

❖当日

偶然にも4名全員がスポーティー持ちということもあってか、Aさんが原色の緑、FさんがPCに合わせた黄緑、Iさんが紫、私が原色の赤と、打ち合わせたわけでもないのに全員のトップスが鮮やかな色で、カラスタさんの診断スタジオにお伺いして真っ先に、診断士の方から「え!すごくカラフル!皆さんはなんの集まりですか?」と言われました。パリ流スポーティーの集まりです…。

 

★カウンセリング

気を取り直して、まずはカウンセリングから。1人ずつ今回の診断を受けることにした理由やお悩みを聞かれました。アプリでの診断がザ・ウェーブだったけれどちょっと違う気がするとお話ししたところ、「確かにもうちょっと強い気がする」とのコメントが。そして力強く「大丈夫!そのなんとなく感じる違和感も解決します」とおっしゃっていただきました。さすがプロ。

個人的な印象ですが、他の診断よりもカウンセリングがカウンセリングらしいというか、診断で悩みを解決するぞ!そのために悩みをしっかり聞きます!という勢いを感じました。あと、このあとで顔診断に入るのですが、この段階から既にものすごく顔を見ている感じがしました。

 

★顔診断

12骨格診断では骨格診断に入る前に、顔立ちを確認します。これは8分類の顔タイプ診断とは異なるものです。輪郭や目鼻立ち等を確認・点数化したうえで8つのタイプ(キュート、ボーイッシュ、ソフト、エレガント、華やか、知的、シャープ、マニッシュ)のうち点数が高い順で1st、次点を2nd、逆にもっとも遠いものをNonと位置付けます。

輪郭や目鼻立ち、横顔のライン等を見ていただいたのですが、まあ悩まれること悩まれること。いや、そんな気はしていた。私の顔って輪郭が丸顔か卵形かですら悩まれるレベルで特徴がないんですよね。しいて言えば卵形かな…と言われるくらい選びづらい中庸の顔立ち。目は吊り目でも垂れ目でもないし、鼻筋は真っ直ぐだけど口は大きくも小さくもない。似ている芸能人を聞かれると困るけれど、大手の内資化粧品メーカーがすっぴんモデルとして使っている名前すら出ないモデルさんの顔に親近感を覚えていたりする顔です。

「私の顔、家族から加点法だと平均点、減点法だと高得点がつく顔って言われるんですよ」と言ったら、その場にいた全員を笑いのツボに叩き込んでしまいました。「平均顔って世の中で最も美人ってことですからね!」と言っていただいたものの、本当に特徴がない。

 

そんなこんなですが、結果は以下のとおりでした。

1st:ソフト

2nd:エレガント

Non:マニッシュ

  • 尖りのない優しく穏やかな安らぎ癒し顔と、整った正統派美人なご様子
  • 男性的なアイテムは苦手になられるかと思われます

 

★12骨格診断

顔診断後、いよいよ骨格診断へ。

まずは触診から。これが予想以上にがっつりしっかり触るので驚きました。手のひらから腕、肩、背中、ウエスト、腰、膝と触ります。診断士の方が私の体を触るのはもちろん、FさんIさんの体も触らせていただき、わあ〜違う!!と盛り上がりました。

 

手:触った感じはウェーブかナチュラルっぽい?と言われました。ほどほどな張り感と骨っぽさがあるとのこと。ほどぼどな張り感と骨っぽさ、まったく自覚がなかったのですが、比較として触らせていただいたIさんの手の肌の質感が、まるでしゅわ〜と消えてしまいそうな淡雪のようで、確かに私のほうが張り感あるし骨っぽい。反対にFさんの手を触らせていただくと、私よりももっと肌に厚みがあって、ぱんっとした張りがありました。

肩と背中:意外と筋肉ありそう。骨っぽさも思ったよりしっかりあるとのコメント。特に肩甲骨はしっかり出ているらしい。デコルテも鎖骨ちゃんと出てますね〜と言われ、確かに鎖骨が出ている自覚はあったものの、肩甲骨については考えたことなかったなと。

エストと腰:「くびれているけどウエスト長めだと思います」と言ったら、「え!?ウエスト長くないですよ?」と言われてびっくり。ウエストの長さは肋骨の一番下の骨から腰骨上部までの距離で測るそうなのですが、私はちょうど指4本分。これは標準からやや短めに範囲だそう。そうなんだ!?とびっくり。腰骨もしっかりあって、腰骨の前側がやや鋭い感じとのこと。

膝:ここまで色々と触ってきて、診断士の方も私も骨っぽさ結構あるぞと気がついてきていましたが、案の定、膝もちゃんと骨が出てるねと。

 

ここまで一通り触って、体の厚みは薄めであるものの、ほどほどな骨っぽさと、薄くはあるものの意外と全身そこそこ筋肉が張っているぞということが分かりました。この段階ではナチュラルか?という雰囲気が流れており、まったく予想していなかった展開でそわそわしていました。

 

★試着

ここからは、骨格12分類の真髄ともいうべき試着タイム。ナイトタイムグループ診断では、アウター類以外は実際の着用はせず、体に沿わせるように合わせ、着たらこんな感じと見せてもらう形で診断が進みます。

診断スタジオの一角に山と積まれた服の中から次々とピックアップされた服が合わせられるのが面白すぎる。

 

まずはどんなシルエットが合うのか、1枚布を当ててざっくりと確認します。ここでの論点はウエスト位置とボトムの丈です。私の場合、ローウエストは間延びがひどく、逆に胸のすぐ下あたりのハイウエストウエストは窮屈そうで似合いませんでした。私のジャストウエストは一番括れているところと分かったのですが、ここであれ?と思うポイントが。ジャストウエストというのは一般的に臍の位置あたりを指すことが多いそうなのですが、鏡を見ると私のジャストウエスト、明らかに臍よりも上だけど…?この疑問は帰り道のひらめきで解決することになります。

ボトム丈は膝丈よりもやや長めからマキシ丈くらいまではOKとのこと。フルレングスになってくると厳しいそうですが、身長が155㎝とやや小柄な部類ということもあり長めの丈に苦手意識があったのですが、思ったよりもいけると分かり驚きました。

 

  • ザ・ストレート

似合わなくはないけれど、ちょっと生地の張り感が強すぎるかも?特に上半身、肩周りが必要以上に張って見える。

生地のザラザラした感じや、ばさっとした着こなしはなんだか違う感が隠しきれない。似合わない服って借り物っぽさというか、どことなく仮装っぽさが出てしまうんだなと気がつく。

あ〜新卒の頃のデート服ってこんな感じの生地だったなあと謎の懐かしさに襲われる。上半身が不必要に膨らんで見えてしまい、今これを着こなすのは難しいと悟る。

あのファージャケットが似合う人がいるのが信じられないレベルで私が着るとなんか違う感が迸る。

ザ・ナチュラルよりも生地のザラザラ感が少なくなるので、まだこちらのほうがましか?という気もするが、怒涛の布攻めに耐えられない。私が着ると毛布を被ったみたいになってしまう。

 

ここまで服を合わせてみて、私にはザラザラやふわふわよりもツルツルの生地のほうがよく、シルエットもゆったりよりも体にきちんとあっていることが重要そうだと当たりがついてきました。このシルエットの論点でリッチウェーブが外れ、ソフトストレートのコートが手渡されたのですが、

「このコートと同じ生地のコート持ってます!!」

本日一番の大声が出ました。これとまったく同じ手触りのコート、私持ってる!

いそいそと着込んで前ボタンを留め、シルエットの弛みを背中側で調整してもらった瞬間、全員からこれだ…!という雰囲気が。

手癖ですっと前で手を揃えると、Aさんから「百貨店かホテルの受付にいてほしい」とのコメントをいただきました。人生で一度も制服を着たことがないのですが、かっちりした制服っぽい服が似合うの本当に不思議だな〜。

というわけで、ソフトストレートに決定!

 

❖ボディバランス

そうだ!ボディバランスを見ないと!ということで、最後に独自のスケールを用いてボディバランスをチェックしていただきました。バランスは特に問題なく良好とのこと。

 

❖質問コーナー

アシスタントの方が資料を作ってくださっている間、色々と質問にお答えいただきました。こういう時はどうしたらいいでしょうか?という質問に対して、実際に合わせてみましょう!と即実践に入るところが、服を着た時の似合うかどうかを重視する骨格12分類らしいなと思いました。きゃっきゃしながらあれこれ着せ替えたり着せ替えられたりするのがとても楽しかったです。

 

❖本日のまとめ

最後に完成した資料を見ながら結果の最終確認をします。

 

  • 顔立ち的に男性的なアイテムはやや苦手になる傾向。コンサバティブ、スマートエレガントなテイストがおすすめ
  • 体のバランスは肩幅や頭部のどちらもバランス良好なので、補正は特段不要
  • 一方で体の厚みがそれほどないため、ネックラインの深い開きはマストではない。UネックやVネックが似合うが、vネックについては深く直線がきついものは△
  • サイズ感はジャストですっきり痩せて見えるというより、きちんと見えて似合う。スカートはソフトなタイトやストレートが似合う
  • 甘いテイストや甘い装飾は不要
  • ハリ感とリッチさのある素材が○だが、ザ・ストレートよりは柔らかさが必要

 

このまとめを見るだけで、診断前に不思議に思っていた点が見事に全部解決していることが分かりますね…プロってすごい。

 

❖その後の気づき

帰り道に、私に似合うウエストはジャストウエストって分かったけど、ハイウエストが似合うと思っていたのはどうしてだったんだろう?というか、私のジャストウエストって臍より結構上のほうだったなあと思い出していたのですが、ここではたと気がつきました。

これ順番が逆なのでは?私のジャストウエストが臍よりも上(=世の中のジャストウエストとされる位置よりも上)だから、世の中のハイウエストとされるボトムが似合ってたのでは?ハイウエストのボトムは私が着るとジャストウエストになっているのでは?

気が付いた瞬間のすっきり感たるや。

なるほど、世のハイウエストは私のジャストウエスト。これからも自信を持ってハイライズジーンズを買おうと思います。

 

❖診断後

診断や資料でいただいたポイント、今のファッションで概ね合っていたのでは?今まで通り好きなものを好きなように着ても大丈夫そうだと自信になりました。

 

一方で、色やテイスト的には似合うはずなのに、なぜかなんとなく似合わない気がしていてクローゼットの隅に追いやっていた服の大半が、骨格由来で似合わないことに気がつき手放す踏ん切りがつきました。ちょうど冬物への衣替えを進めていた時期だったので、4枚のセーターを処分できました。クローゼットが似合うものだけになって洗練されていく様は本当に楽しいものですね。

 

パリ流のレポ記事の時にこれで診断系は打ち止めと書いていたので、今回また同じことを書いても信用がなさそうなのですが、今のところ診断系は今回で打ち止めの予定です。

これまで受けた診断全てを踏まえて、「これが私のベストの装いです!」というものをより極めていきたいなと思います。

 

それでは! à la prochaine!