2月最終日に1月の娯楽記事を上げていたので、自動的に2月の娯楽記事を3月に書くことになっています。間に合わなくて4月になっちゃったけど。
3月が終わると今年が1/4終わることになるの、本当に信じられない。そして2月は毎年繁忙期なので記憶が薄くなりがち。
とはいえ、気を取り直して2月の娯楽振り返りです。
❖書籍
1月に続き、島本理生の作品をチョイス。これも読み口がさらっとしていてかなり気に入った。冒頭の2人の話がずっと続くのかと思いきや、途中から主人公の周りの女性たちについて、あえて主人公から見えない側の話が書かれているのがなんだかよかった。
島本理生、読み口さらっとしていて好き〜!と思って続けて手に取ったら、こっちはめちゃくちゃどろっとしてるじゃん!ってなった本。
ここまで読んできた島本作品、出てくる男女ともに少し乾いた感じのさらっとした寂しさみたいなものがあって、それがとても魅力的だと思っていたんだけど、この本に出てくる、特に男性はじっとりと湿っている感じで、うわ〜やな奴!ってなった。この本に出てくる男性、大半がやな奴なんですよ…
通勤時間に細切れに読み進めていることもあり、どうしても連作短編に手が伸びがち。久しぶりにミステリーを一気読みとかもしたいけれど、集中して読書できるほどまとまった時間がなかなか取れないのが悩ましいです。
❖漫画
今月は(電子だけど)積んでた漫画の新刊に手をつけたので、冊数多め。
アニメ化決定おめでとうございます!
6巻と7巻をまとめ読み。
この漫画、絵がとてもかわいいので、全ページどこを見ても幸福度が高い。
読むたびにいつも思うけれど、依先輩はわりと根暗というかしっかり嫉妬するタイプなのが意外。ぱっと見だとクール系に見えるので、ひまりちゃんの一挙一動で感情がジェットコースターしてるのもはや面白い。たった2ページの中でテンションが上がって下がってまた上がるってやってるのかわいい。
18話…!!
電子書籍の端末を持ったまま無言でじたばたしてしまった。現実の他人の恋でもこんなじたばたすることはないでしょう。
本作、悪意を持って誰かを傷つけるようなキャラクターがまったく出てこないので、メインの2人の柔らかで暖かな気持ちに丁寧に寄り添って読めるところがいい。読んでいてノイズがないというか、余計なストレスがかからない。
最新刊で大きく話が動いたわけですが、まだまだこの先も楽しみです。
また怪しい男が吉乃ちゃんに接近していて、そろそろ怪しい男危ない男博覧会が開けそうな勢い。
いろんなタイプの顔がいい危ない男が出てくる本作だけど、顔がいい男よりも吉乃ちゃんのほうが人間的に面白くて魅力的に感じるので、読めば読むほど私は吉乃ちゃんのことが好きになってしまう。もはや男たちのことは放っておいて、吉乃ちゃんに海外ぶらり旅とかしてほしい。吉乃ちゃんの周りの男たちは軒並みパスポートが作れなさそうなので、いざとなったら海外逃亡をお勧めしたい。
今回も最初から最後まで美麗かつ端正な絵で最高。
前作の「烏に単は似合わない」は後宮を舞台に繰り広げるキラキラふわふわで熾烈な女子バトルで、あれはあれでものすごく面白いんだけど、昔から主従ものが好きなので、実はこっちのほうが好みだったりする。
若宮と雪哉の主従もいいし、本作のラストでは別主従の凄絶っぷりが見られるので、そこのコミカライズが楽しみ。
今回、巻末についていた原作者とコミカライズ担当の方の対談も良かった。お互いが出力してくる物語への信頼と、そもそも趣味が合うんだろうなという仲良しさが分かって面白かったです。
❖展示
昨年9月に行こうと計画していたものの、急遽仕事が入ってしまって行けなかったので、ようやくの訪問。
スヌーピーとチャーリーブラウンしかキャラクターの名前が分からないレベルで行ったけど、どこ見てもかわいくてしっかり楽しめました。
スヌーピー、ミッフィーやドラえもん的な万人に受けるかわいさがあると思う。
❖おいしいもの
前回1月の記事ではなかったけれど、おいしいものも娯楽の一つだなと思ったので入れます。
あまおうパフェ@資生堂パーラー
バレンタインのチョコレートを買いに行った際にカフェも利用。仕事のあとのパフェって心身に沁みる。
初めてあまおうを食べたけど、思っていたよりすっきりとした自然な甘さで、これは人気なのも分かると納得しのおいしさだったな~。
サーモンとねぎとろとアボカド丼@こめから
お米食べたい〜!!と食欲が爆発したので、買い物の途中でしっかりご飯。
普段、炭水化物はあまり食べないんだけど、たまにこうして米欲が爆発して寿司とか海鮮丼を食べがち。
うな重定食と肝焼き@うなぎ久保田
誕生日なに食べたい?と恋人に聞かれたので、「うなぎ!」と即答して連れて行ってもらいました。
ものすごくおいしくてびっくりした。
先に肝焼きを出してもらったんだけど、一口食べて思わずびっくり顔で顔を見合わせてしまったレベルでおいしい。ぷりぷりで旨味たっぷりで肉かと思うほど。
うな重も文句なしにおいしくて、始終にこにこ食べていました。
お店の方の接客もとても素敵で、また行きたいな~と思った。
10年以上の付き合いの友人2人とおしゃべりしようよということで、アフタヌーンティーへ。
ケーキスタンドが運ばれてきた時、結構こじんまりだなと思ったけど、ショコラでしっかり甘めだったので、結果的にちょうどいいサイズ感だった。
味や量とは別に謎だったことがあって、一番下に置かれている一番メインでボリュームのあるケーキが、どうやっても上の段に当たってしまって、うまく取り出せなかったんですよね。クリームとかがだいぶ崩れてしまったんだけど、お店の人はいったいどうやってセッティングしたのか…
2月はこんな感じでした。
2月は展示訪問が少なかったぶん漫画を読んでいたかも。積読が解消できてよかったな~。
それでは! à la prochaine!